宅建は3ヶ月では無理?/独学のスケジュール 受かる学習方法

宅建を3ヶ月では無理?

宅建試験は3ヶ月=300時間程度の勉強が必要とされています。合格した人の中には「100時間でイケた」という人もいます。

当初、100時間で合格する方法を模索していた私ですが、やってみた結果、そんなのムリ!って思いました。

私は、会社員として働きながら3ヶ月の勉強で宅建試験に合格した30代男性です。大学卒業後、不動産業界とは縁遠いIT企業に就職し、日々忙しく過ごしていました。しかし、将来のキャリアアップのために何か資格を取得したいと考え、宅建試験に挑戦することを決意しました。

意外だったのは、合格後に会社の上司から、宅建士の資格を活かせる部署への異動を打診されたこと。現在は、念願だった不動産業界で働いており、日々新しい知識と経験を積み重ねています。

戦略と計画

合格率約20%と言われる難関試験を短期間で突破するため、私は以下の戦略を立てました。

  1. 効率的な学習方法の選択: 独学は時間と労力がかかるため、時間効率を重視し、オンライン講座を受講しました。スキマ時間にスマホで学習できるアプリも活用し、通勤時間や休憩時間なども有効活用しました。
  2. 過去問の徹底分析: 過去問を繰り返し解き、出題傾向を把握しました。間違えた問題は解説をしっかり読み込み、理解を深めました。また、模擬試験も積極的に受験し、実力試しと時間配分の練習を行いました。
  3. 集中できる環境作り: 仕事やプライベートを犠牲にする覚悟で、勉強に集中できる環境を作りました。家族や友人に協力を依頼し、試験当日まで徹底的に学習に取り組みました。

苦難と試練

3ヶ月間の勉強期間は、決して楽なものではありませんでした。仕事で疲れていても、夜は毎日2時間以上勉強しました。休日も外出を控え、朝から晩まで机に向かう日々が続きました。

モチベーション維持

モチベーションを維持するために、合格後の自分を想像したり、合格体験記を読んだりして、気持ちを奮い立たせました。また、SNSで同じ目標を持つ仲間と交流し、互いに励まし合いながら勉強を続けました。

試験当日

試験当日、緊張しながらもこれまで積み重ねてきた努力を信じて臨みました。試験中は集中力を維持し、最後まで全力を出し切りました。

合格発表

合格発表の日、ドキドキしながら結果を確認しました。結果は見事合格! 3ヶ月間の努力が実り、夢を実現することができました。

教訓とアドバイス

3ヶ月という短期間で宅建試験に合格できたのは、効率的な学習方法と私の弱い意志をどうにか保たせるためのSNSでのつながりがあったからだと思います。

宅建試験の3ヶ月の学習計画

宅建の3ヶ月/学習

宅建試験は、毎年1月、7月に実施されます。100時間勉強で3ヶ月で合格を目指す場合、勉強時間は1日2~3時間、週5~6日程度の勉強が必要ということになります。勉強スケジュールはこんな感じが一般的です。

1ヶ月目
宅建試験の概要を理解する
過去問を解いて、自分の苦手分野を把握する
基本テキストを1周する


2ヶ月目
基本テキストを2周する
過去問を繰り返し解く
予想問題集を解く


3ヶ月目
過去問を繰り返し解く
予想問題集を解く
模試を受ける

初見で「過去問を解く」をやってみて、あなたは実際どうでしたか?

私は、1問もわかりませんでした。基本的に「正しいものはどれか」「誤っているものはどれか」を4択から選ぶ形式ですが、どれもこれもわからない。

過去問の解答版を見ても、「なぜこれが誤ってるのか」がさっぱりわからないんですね。いや、それ以前に、問題の言っていることがわかりませんでした。

とりあえず適当に選んで進めたら、8点でした。50問中8点。確率上は、適当に選んでも12問くらいは正解するはずなのに、それを下回っています。

「これはイチから基礎を学ばないとダメなのでは・・・」という気持ちが生まれましたが、経験上、「試験問題をベースに勉強」するのが一番効率が良いんですね。

なので、過去問を1問づつ追い、4択のうち誤りとされているものについて、「これは何が誤りなのか」を順に調べていくことにしました。しましたが、そもそもわからない言葉が多すぎるので、まずは「わからない用語集」を作ることにしました。

自分で調べるよりも、参考書を読む方が手っ取り早いことも多いです。その場合は、独自に編集されたテキストや問題集よりも、過去問を解説した「過去問題集」とタイトルに書かれたものが良いですね。

試験に出たことのない問題はやらない、くらいのスタンスがいいかも。

社会人は、通勤時間に勉強が必須

忙しい社会人だと、毎日2~3時間の学習時間をひねり出すだけで無理があるかもですね…。電車通勤のかたの場合、電車内でスマホなどを使って学習するのが必須になると思います。

私の場合は、最初のうちはとにかく問題文で使われてる単語がわからなかったので、通勤中は単語の意味を検索してメモアプリに抜粋文やURLを貼り付ける、ということをやっていました。

東大生の勉強方法を参考にする

宅建試験に合格するには、一般には約300時間の勉強が必要と言われています。

実際合格した人の中には「100時間程度の学習で合格した」という人もいるので、効率的な勉強方法を身につけることがポイントかも知れません。

「お金をかけない東大生の勉強方法」が参考になるかも。

東大生の勉強方法をパクろう

要約すると「まず問題を解くことだけやって、何がわからないか言語化して補強」ということです。

こちらは、偏差値35だったけど、頭のいい人の勉強法をパクリまくって2浪したけど東大合格したよ、という人の本。


この本によると、「何がゴールか」を見極めるのが重要だと言うんです。

宅建の資格試験に当てはめると、「宅建に関するすべてのことを網羅的に勉強する」ではなく、「試験合格だけを目的に勉強する」のが、効率的かと思います。出題範囲をある意味アホみたいにひたすら過去問を解いて、過去問が出たら即答できるレベルまで繰り返し学習するのが良いでしょう。「こう聞かれたら、こう答えるのが正解」みたいなノリを繰り返し学習で叩き込む感じ。過去問にない初出の難しい問題は捨てる、くらいの思い切りがあると良いでしょう。

私の場合、過去問解きをやっていて、問題の解説を読んでも、何いってるんだ?と、どうしても納得できないというか、理解できない問題が出てきました。これはある意味「どこがわからないか探り出すことに成功した」と言えるでしょう。

勉強が苦手な人は「何がわからないかわからない」と言って行動停止している人が多いそうですからね…。

わからない部分は分かる人に教えてもらう

しかし、わからないことを自力でわかるようになるには、メッチャ時間かかります。自分で調べる時間が惜しかったので、有料の宅建講習についている質問サービスをフル活用して、わからなかったら自分で調べずに質問を投げることでどんどん進めていきました。

数ある宅建講座から、値段が安くて質問サービスつきのやつを選びました。

関連)宅建講座のおすすめ

私は講習費用をケチって安いサービスを使っていたので質問はメールの文章でする必要がありましたが、少々お高い講習だと「電話で質問」が可能なサービスもあります。

文章で質問を書くのって時間かかるけど、口頭で伝えると相手がリアルタイムに「こういうことですか?」って確認してくれるので、とてつもなくラク。でも、費用は安いほうがいいし、悩む。うーん。

あとは、通勤電車に分厚い過去問題集を持ち込まなくても、スマホで学習できるのもメリットですね。満員電車だと、過去問題集なんか絶対開けませんから…。

宅建を独学で3ヶ月合格するには?

宅建の3ヶ月/独学
合格した人の中には「100時間くらいでいけた」という人もいますが、運が良かったというか、もともと優秀だった人の話だと思います。

私は通信講座を併用しても、やっぱり半年くらい勉強して、トータル240時間くらいやりました。

100時間の勉強で合格できるとしても、3ヶ月で宅建試験に合格するには、1日2~3時間の勉強を継続する必要があります。会社から帰って、毎日3時間勉強とかできますか?私は気が狂うわ!と思いました。まあでも、短期決戦が得意な人もいるでしょうし、人それぞれなのかな。

私は、社会人になってから勉強の習慣が抜けてしまっていたのですが、電車通勤中にスマホ学習していたら、割りとがんばんなくても続けられました。電車の中は暇なので、やってることが勉強だとしても暇つぶしになるんですね。ふしぎ。

まわりに人がいたほうがやる気が出る

私の通勤時間は片道約1時間くらいだったので、通勤中に勉強すれば、ほぼほぼ勉強時間のノルマはこなせます。忙しい時期は、帰りには気力がゼロになってるんで、早めに起きて電車内勉強+会社近くのマクドナルドで1時間勉強したりもしてました。

あと、周りに人がいると、なんか勉強する気になるんですよね…。

また、勉強始めるまでのハードルがスマホをでアプリ起動するだけ、っていうハードルの低さも良いです。1週間くらい続けると慣れるというか、勝手に習慣化されて、通勤中は勉強するっていうスタイルが出来上がってくると思います。

勉強した内容を図にして整理するとかは、休みの日にやるとして、電車内ではひたすら過去問をガシガシ解いて、くり返し間違う問題とか、解答見ても理解できない問題をチェックして、自分の弱点を見つけていくといいでしょう。