宅建の履歴書の書き方/正式名称は?
宅建の正式名称は「宅地建物取引士」です。以前は、「宅地建物取引主任者」でしたが、2015年に宅地建物取引業法の一部改正により、名称が変更されました。
略称である「宅建」でも構いませんが、正式名称で書いた方が好印象を与えます。
履歴書の免許・資格欄は、自己PR欄や志望動機欄と同様にあなたの魅力や実力をアピールできるチャンスの場です。正確に記入しましょう。
まだ宅建登録をしていない場合は「宅地建物取引士試験合格」など、現状をはっきり記載しましょう。

なんで名称が変更されたか?ぶっちゃけると「士業」ということにしたかったみたいですね。
この変更には、以下の狙いがあるそうです。
- 宅地建物取引士の社会的地位の向上
- 宅地建物取引士の専門性の向上
- 宅地建物取引士の資格取得への意欲向上
まぁー、名称が変わったからと言って、待遇とか難易度が変わったわけじゃないみたいですね。一応、2015年以降は、合格基準点(合格ライン)は高くなってますけど、合格率は微増してってるんですよね。
なお、名称変更に伴い、宅地建物取引主任者証の名前も、宅地建物取引士証に切り替えられました。
で、2015年以前に資格を取得した人も、宅地建物取引士を名乗ってOKとのことです。
宅地建物取引士試験合格
宅建の資格は、登録が終わっていない場合は「宅地建物取引士試験合格」と書くのが正式。

宅建士を一発で検索できるようなシステムはありませんが、「合格証書」だけあって、登録すると交付される「宅建士証」が手元にない場合は、正確に記載しておくのがいいでしょう。
宅建試験は国家資格であり認知度も高いため、試験合格は十分なアピールになるでしょう。
なお、宅建士登録には登録料がかかり、37,000円に加え、宅地建物取引士証の交付を希望する場合には、申請手数料として4,500円が必要になります。そこそこお金かかりますね。
さらに、実務経験が2年未満の場合は、宅建士登録実務講習の受講も必要です。