宅建の年齢/最年少は12歳
宅建の受験資格に年齢制限はありません。そのため、12歳でも宅建試験に受験することができます。実際に、2014年に12歳4ヶ月の小学6年生が宅建試験に合格し、最年少合格記録を更新しました。
宅建試験には年齢制限がありません。そのため、12歳から90歳までの幅広い年齢層の人が受験しています。(最高齢合格者は何歳かは不明)
宅建試験の合格率は年齢とともに下がっていく傾向にあります。これは、年齢を重ねるにつれて、学習に費やせる時間が少なくなり、記憶力衰えてくるためだと思われます。しかし、50代でも合格することは可能です。
年齢別の宅建資格合格者を見てみましょう。
宅建試験の受験資格は年齢、学歴、実務経験等に関係なく、誰でも受験できます。そのため、宅建試験の合格者の年齢は幅広く、10代から90代までいます。
令和4年度(2022年度)の宅建試験の合格者の年齢層別合格率は以下のとおりです。
- 10代:19.4%
- 20代:18.8%
- 30代:18.1%
- 40代:15.9%
- 50代以上:13.6%
宅建試験の合格者の平均年齢は30.9歳です。
社会人が宅建試験に合格するには、時間を効率的に使って勉強する必要があるでしょう…。最近の通信教育講座は、スマホで学習できるものがたくさんあるため、電車通勤の人は通勤時間を利用して勉強ができます。
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宅建の受験資格
宅建士試験の受験資格は、1991年の法改正によって、1993年から受験資格が撤廃されました。それまでは、以下の受験資格が設定されていました。
- 学歴:高等学校卒業以上
- 実務経験:宅地建物取引業者の営業所において、宅地建物取引業務に従事した経験が2年以上
受験資格が撤廃された理由は、宅地建物取引業法の改正により、宅地建物取引士の資格登録に実務経験が必要なことになったためです。実務経験を積んでから宅建士試験を受験するのではなく、宅地建物取引士の資格を取得してから実務に就くという流れを促進するために、受験資格が撤廃されました。
実務経験がない場合は、講習を受講することで登録が可能。宅建登録実務講習の受講資格は、以下のとおりです。
- 宅建士試験に合格していること
- 登録申請時から過去10年以内に2年以上の実務経験がない
宅建士試験に合格しているものの、実務経験が2年未満の人は、宅建登録実務講習を受講することで、実務経験2年の代わりとして登録することができます。
宅建登録実務講習は、国土交通大臣の登録を受けた講習機関が実施しています。講習は、2週間程度の集中講義と、1日間の修了試験で構成されています。修了試験に合格すると、宅地建物取引士の登録申請を行うことができます。
宅建登録実務講習の受講費用は、2万円~が一般的です。(講習機関によって異なります)
受講できる機関は、国交省によって法的に決められています。
参考)建設産業・不動産業:登録実務講習実施機関一覧 – 国土交通省
関東以外は、かなり偏っていますね…。