suumo賃貸、地図から探す使い方と穴場物件の見つけ方

suumo賃貸で地図から探す方法と使い方のコツ

沿線で検索するより地図から探すほうが、毎月の家賃が1〜2万円安くなる物件に出会える確率が高いです。

📍 この記事でわかること
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地図から探すとは?

SUUMOの地図検索機能の基本と、沿線検索との違いを解説。なぜ穴場物件が見つかりやすいのかがわかります。

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「なぞって探す」の手順

アプリ限定機能「なぞって探す」の使い方を6ステップで丁寧に説明。初めてでもすぐ使えます。

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地図検索の注意点

地図上のピン位置のズレやおとり物件のリスクなど、知らないと損する落とし穴も合わせて紹介します。


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suumo賃貸の「地図から探す」とは何か、沿線検索との違い

 

SUUMOの賃貸検索には、大きく分けて「沿線・駅から探す」と「地図から探す」の2つのアプローチがあります。多くの人がまず使うのは「沿線・駅から探す」ですが、この方法には見えない落とし穴があります。
沿線検索の場合、検索結果は自動的に「おすすめ順」や「家賃が安い順」で並べられます。その結果、特定の人気駅周辺の物件ばかりが上位に表示され、隣の駅の徒歩圏内にある良コスパな物件が埋もれてしまうことが少なくありません。つまり沿線検索は、探している本人が気づかないうちにエリアを狭めてしまう構造になっています。
一方、「地図から探す」は地図上に直接物件ピンが表示されるため、駅名や地名を知らなくても「このあたりに住みたい」という感覚で物件を探せます。地図上には路線も描画されるため、沿線情報も同時に確認できるのが大きな強みです。結論は「地図検索は沿線検索の上位互換」です。
さらに地図検索では、スーパー・病院・公園などの周辺施設をその場で確認しながら物件を吟味できます。「駅徒歩10分と書かれていても実際どのルートを通るのか」「近くにコンビニはあるか」といった生活環境を立体的にイメージできるのは、地図検索ならではのメリットです。

比較項目 沿線・駅検索 地図から探す
検索の起点 駅名・路線名 地図上の位置
穴場物件の発見 ❌ 難しい ✅ 見つかりやすい
周辺施設の確認 ❌ 別途調査が必要 ✅ 同時に確認できる
土地勘がない場所 ❌ 不向き ✅ 直感で探せる
路線情報の確認 ✅ 強い ✅ 地図上でも確認可

検索を沿線ベースだけに限定していると、毎月の家賃で1〜2万円の差が出ることも珍しくありません。たとえば人気駅の隣駅は知名度が低いだけで、実は同じ会社に乗り換えなしで通えるケースも多く、家賃だけが5,000〜15,000円ほど安くなっていることがあります。これは知っておくと得する情報です。
参考:SUUMOが提供する賃貸のネット検索コツについての公式ガイドページ。エリア検索の方法や条件絞り込みの方法が詳しく解説されています。

suumoアプリの「なぞって探す」で地図から賃貸物件を検索する手順

地図検索の中でも特に注目したい機能が、SUUMOアプリ限定の「なぞって探す」です。不動産検索アプリとして業界初の機能として登場し、地図を指でなぞって囲んだエリアの物件だけを一覧表示できます。これは使えそうです。
ブラウザ(PC・スマホウェブ)では使えない点が注意ポイントです。アプリをダウンロードする必要がありますが、iPhoneでのアプリ容量は約105MBほどで、サイズは「写真1〜2枚分」程度と考えれば気軽に入れられます。以下の手順で進めてください。

  1. 📱 SUUMOアプリを起動して「借りる」をタップする
  2. 🗺️ 「なぞって」アイコンをタップする(検索方法の選択画面に表示)
  3. 📍 探したいエリアの地図を表示させる(位置情報オンなら現在地が表示される)
  4. ☝️ 指マークをタップして、なぞれる状態にする
  5. ✍️ 探したいエリアを指でなぞって囲む(丸・三角・星型など自由な形でOK)
  6. 📋 物件一覧が表示される(件数が多い場合はこだわり条件で絞り込む)

件数が多くて見づらいと感じたら、画面右上の「リスト表示」ボタンを押すと通常の一覧表示に切り替わります。写真も大きく表示されるので、候補が絞り込みやすくなります。
こだわり条件の絞り込みは、「バス・トイレ別」「宅配ボックス」のような一般的な条件はもちろん、「地下室」「DIY可」といったマニアックな条件まで対応しています。他のサービスにはなかなかない検索の細かさが、SUUMOが支持される理由のひとつです。
なお、会員登録(無料)をしておくと資料請求がスムーズになり、気になった物件を「お気に入り」に保存して後から比較することもできます。登録は無料なので、まず済ませておくのが基本です。
参考:なぞって探すの具体的な操作画面つきの解説ページです。手順ごとにスクリーンショットが掲載されており、初心者でも迷わず操作できます。
スーモアプリの地図を囲んで検索するやり方【なぞって物件を探す】|ieagent

suumo地図から探す賃貸検索で「穴場物件」が見つかりやすい理由

地図から探すと穴場物件が見つかりやすい、と聞いてもピンとこない方も多いかもしれません。これにはちゃんとした理由があります。
沿線検索で「A駅」を指定すると、検索結果には「A駅徒歩〇分」として登録された物件しか表示されません。ところが実際には、A駅から歩いて10分の場所にある物件が、別の方向に少し歩けばB駅にも近いケースがあります。B駅はA駅より知名度が低いため、その物件はB駅名義で登録されており、A駅検索では出てこないのです。
地図から探せば、このような「複数駅の中間エリア」に存在する物件が一目でわかります。しかも2路線が使える物件は利便性が高いにもかかわらず、有名駅名で検索されにくいために家賃が抑えめに設定されていることが多いです。これが「穴場」と言われる所以です。
また、地図検索では「相場より安い駅の隣駅」も探しやすくなります。たとえば都心の人気駅から1駅ずれるだけで、同じ広さの1Kが月1万〜1万5千円ほど安くなる例は珍しくありません。仮に月1万円の差なら、1年で12万円、2年の契約期間で24万円の節約になります。これは痛いですね(知らないと)。

  • 🏠 複数駅の中間エリアの物件:2路線利用可なのに家賃が安い傾向がある
  • 🏠 有名駅から1〜2駅ずれた物件:知名度だけで家賃が異なる場合がある
  • 🏠 地図上では駅近でもピン登録が別駅の物件:沿線検索では出てこない
  • 🏠 職場や学校から徒歩・自転車圏内の物件:駅を意識しないから安い場合がある

地図検索はまず広域で表示して、気になったエリアをどんどんズームインしていくのが効率的な使い方です。東京・大阪などの都市部だけでなく、地方都市でも同様の「隣駅効果」は発生しています。条件に合う物件が見つかったら、実際の位置関係をGoogleマップなどで確認してから問い合わせるのが賢い手順です。

suumo地図から探す際の注意点:ピンのズレとおとり物件

地図から探すときに知っておくべき落とし穴が2つあります。知っているだけで、余計な内見の手間と時間のムダを防げます。
注意点①:地図上のピン位置がズレている場合がある
SUUMOの地図に表示されるピンの位置は、不動産会社が手動で設定しています。そのため、登録が適切に完了していない物件は、実際の所在地とまったく異なる場所にピンが立っていることがあります。「駅の真横に安い物件がある!」と思って確認したら、実際は徒歩10分以上離れていた、というケースが実際に報告されています。
これはシステム側ではなく、掲載している不動産会社の入力精度の問題です。地図上のピン位置だけで立地判断せず、物件詳細ページに記載されている住所をGoogleマップや国土地理院の地図で別途確認する習慣をつけましょう。確認する、この1アクションだけで防げるトラブルです。
注意点②:おとり物件に注意
SUUMOに掲載されている物件の中には、すでに成約済みにもかかわらず掲載されたままの「おとり物件」が混在していることがあります。地図検索で気になる物件を見つけても、以下の特徴が複数当てはまる場合は注意が必要です。

  • ⚠️ 相場より明らかに安い(周辺より20〜30%以上安い)
  • ⚠️ 物件名や住所が曖昧・非公開になっている
  • ⚠️ 写真の枚数が少ない、または古い写真を使い回している
  • ⚠️ 掲載している不動産会社が1社のみ
  • ⚠️ 長期間ずっと同じ物件が掲載されたまま

このような物件に問い合わせると、「その部屋は埋まってしまいましたが、他にいい物件があります」と別の物件に誘導されるケースがあります。悪質な場合は行政処分の対象になりますが、完全にゼロにはなっていません。
おとり物件のリスクを下げる実践的な手段として、LIFULL HOME’Sが提供している「おとり物件チェッカー」を活用するという方法があります。気になった物件のURLを入力するだけで、おとり物件の可能性を判定してくれるツールです。問い合わせ前に1度確認してみるだけで、余計な時間を使わずに済みます。
参考:おとり物件の見分け方と、SUUMOを使った内見前の注意点について詳しくまとめられた記事です。
むかつくおとり物件、SUUMOを使った見分け方や内見前の注意点3選|atliving

suumo賃貸の地図検索だけでは見つからない物件の探し方【独自視点】

実は、SUUMOの地図に表示されていない賃貸物件が相当数存在します。これを知っているかどうかで、部屋探しの質が大きく変わります。
不動産ポータルサイトへの掲載には、大家さんや管理会社が広告費(AD=広告料)を負担する必要があります。広告費の節約を優先したい大家さんや、自社顧客に直接紹介したい管理会社の場合、あえてSUUMOなどの一般ポータルサイトに掲載しない方針をとることがあります。こうした物件は「未公開物件」と呼ばれ、一定数存在することが業界内では知られています。
また、掲載されていても地図上のピンがずれている物件や、条件入力によっては表示されない物件も出てきます。たとえば「築年数:10年以内」で絞り込むと、実は魅力的な築15年の物件が検索結果から消えてしまいます。条件を細かく設定しすぎると、かえって選択肢を狭めてしまうという逆説があります。条件設定はほどほどが原則です。
こうした状況をカバーする方法として、以下の2つが有効です。
まず1つ目は、地図検索と並行して直接不動産会社に来店または問い合わせることです。不動産屋はポータルサイト以外にも自社専用システム(レインズ)で物件情報を持っています。「この地図エリアでこういう条件の物件を探しています」と伝えると、ネットに出ていない物件を案内してもらえることがあります。
2つ目は、LINEで物件を紹介してもらえるサービスを使うことです。たとえば「スミカ」のようなサービスは、業者専用データベースから直接物件情報を取得して提案してくれます。SUUMOの地図検索で候補を絞り込んだあと、「このエリアでほかにない?」と並行して使うのが、情報の取りこぼしを防ぐ現実的な方法です。

  • 🔍 SUUMOの地図検索:広域でのエリア絞り込みと周辺施設確認に最適
  • 🤝 不動産会社への直接問い合わせ:未公開物件・レインズ掲載物件にアクセスできる
  • 💬 LINEで紹介してもらえるサービス:ポータルサイト非掲載物件の情報を受け取れる

地図検索はあくまで入り口であり、「この地図エリアが気に入った」という情報を持って不動産屋に相談するのが、最終的に一番いい物件に辿り着くための王道です。SUUMOの地図は条件整理のツール、最終的な物件確保は人との交渉で決まることを覚えておけばOKです。
参考:SUUMOに載っていない未公開物件の実態と、その探し方について詳しくまとめられています。ネット検索だけでは限界がある理由がわかります。
“ネットに出ていない賃貸物件”ってあるの?賃貸探しのリアルと注意点|MK-ESTATE

都心に住む by suumo(バイ スーモ) 2024年 2月号