建設業の許可番号を検索して取引先の信頼性を確認する方法
建設業の許可番号を「ざっと調べたから問題ない」と思っているなら、その検索だけで契約後に損害賠償リスクを抱えることがあります。
建設業の許可番号とは何か:基本的な仕組みと種類
建設業の許可番号とは、建設業法に基づいて国土交通大臣または都道府県知事が発行する、建設業を営む事業者に固有の識別番号のことです。この番号は単なる登録番号ではなく、業者の許可区分・取得年・更新回数などが凝縮された情報の集合体です。
許可番号の構造は決まっています。たとえば「国土交通大臣許可(般-5)第○○号」という表記を見たことがある方も多いでしょう。ここで重要なのは、括弧内の「般」や「特」、そして数字の部分です。「般」は一般建設業、「特」は特定建設業を示しており、数字は更新回数を表しています。数字が5であれば、その業者は5回の更新を経ており、つまり最低でも25年以上の業歴があるということです。
不動産の現場では、リフォームや解体、新築工事の発注先を選ぶ際に許可番号の確認が欠かせません。許可を持たない業者に500万円以上(建築一式工事は1500万円以上または延べ面積150㎡以上の木造住宅工事)の工事を発注すると、元請けにも行政指導が及ぶリスクがあります。これは見落としがちな点です。
許可には「大臣許可」と「知事許可」の2種類があります。大臣許可は2つ以上の都道府県に営業所を持つ業者に必要で、知事許可は1つの都道府県内のみに営業所がある業者に対して発行されます。どちらが上位というわけではなく、営業所の所在地によって分類が変わるだけです。
つまり、許可番号の種類だけで業者の規模を判断するのは誤りです。
建設業の許可番号を検索できる公式サイトと検索手順
許可番号を調べる最も信頼性が高い方法は、国土交通省が運営する公式のデータベースを活用することです。主に使われるのが「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム(通称。