株の不労所得の仕組み
不動産投資だけでなく株も持てば、あなたの収入源は分散できません。
<% index %>
株の配当金による不労所得の基本構造
株式投資による不労所得は、主に2つの収益源から成り立っています。1つ目は「配当金」で、企業が利益の一部を株主に分配する仕組みです。もう1つは「キャピタルゲイン」と呼ばれる株価の値上がり益です。
参考)年金対策のための不労所得は、不動産投資(マンション投資)の家…
配当金は日本株の場合、年に1~2回、米国株では年に4回受け取れるのが一般的です。1株から保有できるため、少額投資家でも不労所得を得られます。保有株式数に応じて配当金が分配されるため、保有株数が多いほど収入も増える仕組みです。
株式を保有しているだけで定期的に配当金が入るということですね。
この配当金を使わずに再投資すると、複利効果で資産を加速的に増やせる可能性があります。例えば、年間配当4%の銘柄を18年間にわたって複利で再投資し続けると、原資は2倍になる計算です。原資が1000万円なら2000万円に倍増する力を複利は持っています。
参考)株式の配当金で生活できる?おすすめの投資方法や運用のコツもあ…
配当金を全額再投資に回せば、貯金よりも早く資産を増やせる可能性が高いです。
株式投資の配当利回りと不動産投資との比較
株式投資の配当利回りは、一般的に2.0~3.0%程度が相場とされています。日本取引所グループが公表している2023年2月のデータによると、プライム市場で2.34%、スタンダード市場で1.89%、グロース市場で0.21%という水準です。
参考)不動産と株はどっちがおすすめ?利回りや運用のしやすさなど5項…
一方、不動産投資の利回りは区分マンションで3.0~5.0%程度、一棟マンションで8.0%程度、一棟アパートで8.5%程度、一戸建てで6.0~8.0%程度となっています。物件や銘柄の条件によって変わるため一概には言えませんが、株式投資より不動産投資の利回りのほうが高い傾向にあります。
参考)不動産投資と株式投資ならどっちが良い?仕組みや特徴をわかりや…
利回りだけで見ると不動産投資が有利ですね。
ただし、株式投資には流動性の高さという大きなメリットがあります。不動産の売却には数ヶ月かかることもありますが、株式の売買は証券取引所が開いていればほぼ一瞬で完了します。よほどの不人気株でない限り、いつまでも売れないことは稀です。
参考)不労所得を「実現できる投資家」と「実現できない投資家」の違い…
口座を特定口座(源泉徴収あり)にすれば、自身で会計処理をする必要もなく、株式を保有しているだけで配当金を手に入れられます。
株式配当の税金とNISA制度の活用法
不労所得で得た収入は、原則として課税対象となります。株式投資の売買益・配当金には通常約20%の税金が発生するため、せっかく得た所得が税金で減ってしまうリスクがあります。
年間の所得が20万円を超えた場合、所得税の確定申告が必要です。これを怠ると、追徴課税などのペナルティを受ける可能性があります。特定口座(源泉徴収なし)を利用している場合、年間利益が20万円を超えると確定申告が必須になります。
税負担を軽減する手段として、NISA制度の活用が効果的です。年間120万円以内のNISA口座で買い付けた株式は、非課税期間である5年のあいだ非課税になります。新NISA制度では、年間360万円(成長投資枠240万円、つみたて投資枠120万円)の非課税枠があり、非課税期間は無期限です。
NISA口座は非課税のため、通常は利益が20万円を超えても確定申告は不要です。
配当金に非課税効果を反映させるには、配当金を証券口座で受け取る「株式数比例配分方式」という方法を選択する必要があります。「登録配当金受領口座方式」や「配当金領収証方式」では、配当金に対して通常通り課税が発生するため注意が必要です。
不労所得の税金について詳しく知りたい方は、三菱UFJ銀行のコラムが参考になります
株で安定した不労所得を得るための銘柄選び
配当利回りが高ければ高いほど、少ない資金で不労所得に近づくことが可能です。一般的には4%前後の配当利回りがおすすめとされています。ただし、高すぎる配当利回りには注意が必要です。
参考)【プロの銘柄選び】「高すぎる」配当利回りに注意、投資に適した…
業種では、通信が高配当株投資に向いています。電話やインターネットといった、毎月一定額の収入が見込める「ストックビジネス」を手掛けているため業績が安定しており、相対的に安定した配当金収入が期待できます。システムの運用・保守で安定した収入が入るシステム・インテグレーターや、電力・ガスといった業種も同様です。
ストックビジネス型の業種が狙い目ということですね。
具体的な銘柄例として、銀行株や不動産投資信託(REIT)が挙げられます。三井住友フィナンシャルグループは配当利回り3.19%、MS&ADは4.18%、日本リートは6.30%、トーセイリートは6.12%という水準です。
参考)年間800万円の配当金を作った2つの技と「25年ルール」
配当金がほしくて長期保有する投資家に人気がある銘柄は、株価が下がりにくいという利点があります。配当金をきちんと出し続ける銘柄を選ぶことで、株価の安定性と配当収入の両方を狙えます。
参考)【全財産90万円から株式投資で2億円】最強の不労所得「配当金…
銘柄選びでは配当性向と配当利回りのチェックが基本です。
不動産従事者が株式投資で複数の収入源を作る戦略
不動産従事者にとって、本業以外の安定収入源を持つことは経営リスクの分散につながります。株式投資と不動産投資を組み合わせることで、性質の異なる複数の収入源を確保できます。
参考)インカムゲインとは?キャピタルゲインとの違いや選び方を紹介
インカムゲイン生活において重要なのは、収入源の分散です。単一の投資先に依存するのではなく、株式の配当金、債券の利息、不動産の家賃収入、REITの分配金など、複数の収入源を組み合わせることが効果的です。
株式投資の最大の魅力は、資産を保有しているだけで配当金という安定した収益を得られる点です。定期的に収入が得られるため、将来の生活設計が立てやすく、老後資金や教育資金の準備にも役立ちます。長期的に再投資すれば、複利効果による資産形成も可能です。
参考)インカムゲインとは? 具体的な資産やキャピタルゲインとの違い…
収入源を分散すれば市場変動リスクを抑えられます。
株価や不動産価格が下落しても、配当金や家賃収入は継続的に得られる可能性が高いため、市場変動リスクを抑えながら投資を行うことができます。不動産投資信託(REIT)は約3.9%の利回りで、金利・不動産事情による影響を受けるものの、安定した分配金があります。
参考)資産5,000万円で配当生活はできる?始め方や成功させるポイ…
不動産業界の知識を活かして不動産関連銘柄やREITに投資すれば、業界の動向を読みながら投資判断ができるメリットがあります。長谷工コーポレーションのようなマンション建築大手は、自社株買いの実施を含めて株主還元に積極的で、地方地盤の住宅関連企業を買収するなど本業も順調に拡大しています。高配当株と成長株の2つの側面をあわせ持つ銘柄といえます。
業界知識を投資に活かせば有利ですね。
株式投資のリスクと失敗を避けるための注意点
株式投資には「100%儲かる」という保証は存在しません。市場の状況や経済情勢の変化によって、投じた資金が元本割れを起こすリスクは常に伴います。特に、レバレッジを効かせたFX取引では、失敗すると投資額以上の損失を被り借金が残るリスクがあります。
高配当株には減配リスクがあります。企業の業績が悪化すれば、配当金が減額されたり無配になったりする可能性があります。配当利回りだけで銘柄を選ぶと、業績が悪化している企業の株を掴んでしまうリスクがあるため、業績や株価の動向を確認することが必須です。
参考)高配当株がおすすめしないと言われる3つの理由!危険銘柄を見抜…
業績悪化で配当が減るリスクがあります。
投資を始める前に、税金や法律の知識を身につけることも重要です。不労所得で得た収入は原則として課税対象となり、年間の所得が一定額を超えた場合は確定申告が必要です。これらの税務処理を怠ると、追徴課税などのペナルティを受ける可能性があります。
税理士などの専門家に相談すれば、誤りやミスを防げます。税金に関する制度は難解な箇所も多いため、自分一人ですべての計算や手続きを実施すると、誤りやミスを犯すリスクがあります。
初心者が陥りやすいのは「うまい話」に乗せられることです。どんな投資も情報弱者が罠にかけられるリスクがあるため、自分で情報を収集し、思考して動ける投資家になることが不労所得実現への道です。
不労所得のリスクについて詳しく知りたい方は、MONEIROのコラムが参考になります

50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え
