水道勝手に使われない為に
張り紙だけでは無断使用を防げません。
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水道の無断使用は窃盗罪で10年以下の懲役
水道を勝手に使う行為は刑法第235条の窃盗罪に該当します。刑が確定すると10年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる重罪です。
参考)【重要】水道メーターの盗難(亡失)被害の発生と注意喚起につい…
不動産従事者として特に注意すべきは、空き家や賃貸物件の外水道が狙われやすい点です。通行人が「誰も住んでいないから」と軽い気持ちで使用するケースから、組織的な盗水まで被害の形態は様々です。
参考)水道を勝手に使われない為にどうすべき?安心できる具体策と事例…
メーターを通さずに違法配管する悪質なケースでは、自治体が徴収を免れた金額の5倍(最低5万円)の過料を科すこともあります。
つまり窃盗罪です。
物件管理者としては、被害発見後すぐに警察へ通報する体制が必要になります。発見が遅れるほど被害額が膨らみ、オーナーからの信頼も失いかねません。
参考)勝手に水道や電気を使わせないための対策法【水道開けっ放し事件…
水道散水栓取り外しと元栓管理の実践法
散水栓を物理的に取り外すことで、水道の無断使用を根本から防げます。使わない時間帯にホース付き散水栓を外して室内で保管すれば、他人が勝手に利用できません。
元栓を閉めて水が出ない状態にする方法も効果的です。空き家管理では、定期点検時以外は元栓を閉めておくルールを設定しましょう。
参考)知らないと損する空き家の水道管トラブルとその解決法どうする?
具体的な対策は以下の通りです。
- 散水栓本体を取り外して鍵付き倉庫に保管する
- 使用しない期間は元栓を完全に閉栓する
- 散水栓にカバーをかけて物理的にアクセスを制限する
ただし、長期間水を流さないと水道管内部がサビつき破損するリスクがあります。月に1回以上は通水して管理する必要があるということですね。
参考)空き家の水道を放置すると危険!知らなきゃ損する4大リスク
不動産管理会社として定期巡回スケジュールに「散水栓チェック」を組み込むと、無断使用の早期発見につながります。
水道蛇口への鍵設置で不正使用を完全防止
鍵付き蛇口カバーは厳重管理が必要な物件に最適です。一般的な屋外水道蛇口に対応しており、工具なしで取り付けできる製品が市販されています。
参考)https://item.rakuten.co.jp/kato-shoten-japan/cjfj1466428/
蛇口のハンドル部分を取り外しておく方法も有効で、不動産管理会社の多くが採用しています。ハンドルがなければ蛇口をひねれないため、専用工具を持たない限り使用不可能です。
設置のポイントは以下の通りです。
- 鍵付きカバーは耐候性のある金属製を選ぶ
- ハンドル取り外し方式では予備ハンドルを安全な場所に保管
- 定期点検時の開閉記録をつけて管理を徹底
鍵の紛失リスクを考慮し、マスターキーシステムを導入すると複数物件の管理が楽になります。ただし費用は1セット5,000円程度からです。
賃貸物件では入居者の利便性とのバランスが課題になりますが、共用部分の散水栓には積極的に導入しましょう。厳重管理が必要な場面では最も確実な防止策です。
水道メーター盗難は139万円の被害実績あり
水道メーター盗難が急増しています。大阪府内では2024年に102個のメーターが盗まれ、被害総額は約139万円に達しました。犯人は「怪盗水グモ」と呼ばれ、3ヶ月間で22回にわたり犯行を繰り返していました。
参考)【大阪】水道メーター100個超を盗んだか 男を逮捕 犯行スタ…
メーターに使われている銅の価格上昇が盗難増加の背景にあります。埼玉県でも同様の事件が相次ぎ、犯人は「お金が必要だった」と供述しています。
盗難されると給水装置の一部が失われ、蛇口から水が出なくなります。メーターの再設置や復旧には時間と費用がかかり、日常生活に深刻な影響を及ぼすのです。
参考)水道メーター盗難が急増中!被害事例と防犯対策を徹底解説|防犯…
不動産管理の現場で取るべき対策は以下の通りです。
- 空き家や新築工事現場など無人の場所は特に警戒する
- メーターボックスに鍵付きの鋼製カバーを設置する
- 特殊工具がないと開けられないフタを導入する
長期間水道を使用しない予定の建物では、水道メーターの取り外しや閉栓手続きを行うことで盗難リスクを根本から防げます。一部の自治体もこの対応を推奨しているということですね。
防犯カメラとAI検知で無人物件も24時間監視
防犯カメラの設置は水道の無断使用に対する最も効果的な抑止策です。「録画されているかもしれない」という警戒心を与え、犯行を思いとどまらせます。
AI侵入検知システムを搭載したカメラなら、不審者を自動で検知してスマホに通知します。空き家や建築現場など人が常駐していない場所でも、リアルタイムで状況を把握できるのです。
具体的な導入メリットは以下の通りです。
- 遠隔監視システムでスマホから映像を確認できる
- 威嚇機能付きカメラが音声や光で不審者を撃退する
- 録画映像が警察への通報時の決定的証拠になる
センサーライトとの併用も効果的です。人が近づくと自動で点灯するため、「この場所は監視されている」という印象を与えられます。
初期費用は5万円程度からですが、複数物件で被害に遭うリスクを考えれば費用対効果は高いです。カメラ設置の張り紙を併用すると、さらに抑止力が高まります。
ただし、庭の草を刈るなどして不審者が隠れにくい環境を整えることも忘れないでください。防犯カメラだけでなく、物件周辺の環境整備が総合的な防犯につながります。